腕時計(セイコー5 SNK803)のガラス(風防)交換をやってみました。
某フリマサイトでセイコー5を入手したのですが、風防に小さな傷が
ありました。ガラス用液体研磨剤で研いたら、ある程度キレイになった
のですが、少し欲が出まして風防の交換をやる事にしました。
折角交換するのだから、サファイアガラスにしようと思い、ヤフオク
で落札しました。只、交換作業が上手く出来るかわかりませんが.....
ネットでいろいろと調べると、風防は、時計のケース(ベゼル)の
外側から、圧力で押し込んではめてある事を知りました。
てっきっり、内側からはめてあるのかと思っていました。
但し、Gショック等の防水時計の構造はわかりません。
いい加減にはめると風防が取れますね。
作業手順としては、
1.裏蓋を外す 2.リューズを外す 3.中の機械(ムーブメント)を外す
4.風防をケースの内側から圧をかけて外す
5.新しい風防をケースの外側から圧をかけてはめる
6. (3→2→1で)元に戻す
1, 4と5 は専用の工具が必要です。
作業1と2はriki腕時計の修理でやったことがあります。
このセイコー5の裏蓋は軽い力で外せました。
あまり防水性が無いからでしょうか。
リューズはおしどりと呼ばれる部分を押したままで、引き抜き
ます。あっけなく抜けます。riki時計の修理の時は、これを知らな
かったので、強引に引き抜きました。これで更に壊した可能性が
あります。ケースの中のムーブメントも周辺のプラスチックの
スペーサーみたいなところを、先の尖ったもので、少しこじった
ら、簡単に取れました。時計の針など触らないようにします。
作業に余裕が無かったので、写真は撮り忘れました。
ここで新・工具の登場です。ネジを回して圧を掛ける単純
なものですが、いろいろな大きさの丸いプラスチックの
アダプタのようなものが付属しています。Amazonで
千円台で買えました。このような工具が無いと作業は無理
との情報がありました。安い工具が入手出来なければ、
今回の作業はやってなかったと思います。低価格の時計に
コストをかけるのもどうかと。
アダプタの選択は、サイズをよく考えて行います。
風防の内側に風防サイズより少し小さなもの、
ケースの外側には風防サイズより大きくてケース
を安定して支えられるサイズのものを選びます。
風防にアダプタがあたった状態から、ネジを
二回程ひねったら、風防が外れました。
あまり防水性が無いからでしょうか、思ったより
簡単でした。
もぬけの殻の状態です。
今度はケースの外側に新しい風防を載せて、上から
圧を掛けてはめ込みます。風防の上にビニール袋の
切れ端をかぶせて、気持ちガラスに傷がつかない
ようにします。これが、どれくらいの力でどこまで
はめ込めばいのか全く分からなかったのですが、
ネジで二回ひねり程でやめました。ケースの横から
見てまあまあガラスが飛び出してなかったので、
良しとしました。あまり圧を掛けるとガラスが割れる
そうなので。ガラスが水平な状態で収まっているか
と言うと微妙なのですが、ある程度で妥協しました。
後は、元に戻します。
フラットからドーム型に変更しました。
成功😁