腕時計の故障

ALBA　RIKI自動巻き　夏場4ヶ月ぐらい使って

いなかったのですが、リューズが固くて、ほとんど

動かせなくなりました。ペンチでつまむと少し

回せるぐらい。調べると機械式時計の修理は、安くて
も一万円以上は、するようです。

これでは、新品で買った時の値段より高くつきそうです。
しかし、この時計は廃版で、同じものは売っていません。
シンプルだけど個性的な、この時計を、あきらめるのは
なんとも残念です。

数週間ほっておいたのですが、ダメ元で分解する事にしました。

治具も高いので、時計の固定台（板にネジを取り付けただけ）を
作り、スクリュー式の裏ブタをノギスでなんとか開けることが
できました。ビニールは、キズ防止です。

固まったリューズを、ペンチで引張ったら抜け
ました。正しい抜き取り方があったのですが、
つい引っ張ってしまい、強制抜き取りとなりました。

このリューズについているパッキンをカッターで取り外し
元通りはめて、回してみると抵抗なく回り、時刻・日付
調整も問題なく出来ることがわかりました。

おそらく、パッキンの劣化でリューズが固くなっていた
と思われます。しかし、小さなパッキンで老眼の身には
難しい作業です。

で、パッキンの調達ですが、こういう部品は、アマゾンさん
の出番です。

パッキンは1個あればいいのですが、あまり正確なサイズも
わからないし、大量に入った商品ばかりです。

パッキンの入ったケースを開けるとこの状態。
実際、はめてみて具合の良いものを使うしか
ありません。

ほんとかどうかわかりませんが、径1.7ｍｍ
が良さそうです。

ついでに裏ブタのパッキン（だぶん径35mm）
も変えました。シリコン塗布器に入れてシリコン
を塗布してから使用します。

フタ締めは、ノギスでは心許無かったので、
専用工具（千円ちょい）を買いました。

うまく締められました。

全部で５千円ぐらいの出費で治りました。
失敗と隣合わせなのでお勧めはしません。

パッキンは、消耗品でしょうから、寿命が
きますね。

しかし、渡辺力さんのデザインは、すばらしいですね。

※約半年後、再度故障し、あきらめました。

素人修理の限界．．．修理で楽しめましたが．．．※

2021年9月　再修理（同じ内容）で一応復活。

2022年12月現在　またリューズが固くなりました。

そのまま放置です( ﾉД`)